芥川龍之介
賞の名前にもなってる芥川龍之介。名作だらけです。
蜘蛛の糸や地獄変、中でも子供のころに読んだ杜子春が好きですね。
子供ができたら読ませたい作品です。非常に短いですし。
世知辛い世の中に移りゆくほどに、作品は心にしみてきます。
作家にとって短編が一番書くのが難しいと聞いたことがあります。
文章をそぎ落とす作業は、まるで自分の身を削るような作業らしいです。
それで、伝えなければいけない部分は芯をもって残す。
小説家もアーティストなのかもしれません。
小説も人の話も短いほうが本質を表現でき、心にしみてくるのだと思います。
2014.04.12
文学全集のや百科事典の買取はあまりうれしくはないと以前に書きましたが、芥川龍之介の全集はどちらかというとうれしい買取になります。
ただ古い物は運び出しに体力を使いますので、ちょっと微妙なのですが。
昨日も百科事典の買取依頼でどうしても断れなかったので訪問してきました。
百科事典には買取で金額はお付けできなかったのですが、ちくま文庫の芥川龍之介全集や他にもたくさんあり助かりました。
こんなことがあるから、百科事典の買取依頼でも簡単に断ってしまうのはもったいないのです。