手塚治虫の「火の鳥」
この作品は私が成人してから読みました。
手塚治虫が漫画の神様と称されているのが分かるような気がします。
ストーリーは時代を超えて様々な人間模様を書き綴られているのですが、一貫して火の鳥が登場いたします。
時折登場する手塚治虫の少し時代遅れのギャグシーンもほのぼのとさせてくれます。
人間の欲望、はかなさ、そして宇宙観まで網羅した名作です。
古本の買取をしておりますと、手塚治虫作品と良く出会います。
新宝島の初版などはめったお目にはかかりませんが、高額で取引されています。
私はまだ一度もお宝にはめぐり合ってはおりませんが、古本屋を営んでいくといつか出会えそうな気がします。
古本屋のひとつの楽しみでもあります。