村上春樹の「海辺のカフカ」
古本屋には村上春樹作品がほぼ毎日入荷してきます。
それだけ発行部数も多く、人気があるのでしょう。
また販売においても、すぐ売れてしまうのが村上春樹の作品の特徴です。
読みものとして単純に「面白い」です。
舞台が四国というのもいいですね。
本州とそんなに文化も風習も変わらないのになぜか異国の雰囲気があります。
ストーリーも村上春樹らしい一部ファンタジーっぽい部分が現実と混ざり合い、独特な作品の雰囲気を醸し出しています。
読者目線で読みやすく、それほど難しい言葉もなく、かといって読みごたえがある、そんな作品です。